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気ままにオージーLIFE

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2012年 06月 25日

Canyoning in Dalat (2)

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結局この滝は高さ20mらしい。
ガイドのPhatさん、冗談とかも言うのだけど基本的冷静な方なので、淡々と説明をしてくれます。
滝の上部は岩肌がなだらかなので、ゆっくり慎重に降りていって、途中からは急になってくるから、
スピードをあげてリズムよくとか、滑って転んでも落ち着いて立ち上がれパニクるなとか、
いくら口で説明されてもピンとこない。
というか、説明を聞いている間は「私、こんなところで何してるのだろう??」的な、
自分でも何を求めているのかわからなくなり、自分の無謀さに後悔していました。
旦那と息子はやる気満々でしたが、ここまで来てアラフォーの私は怯む一方で、
こんなジャングルの真ん中で怪我でもしたら迷惑がかかるという思いも大きくなるし、
いっそのことカメラマンに徹底してしまおうかとも思いました。
しかし、そんな私の後押しをしたのが、別のグループで来ていた韓国の美女2人組。
Canyoning in Dalat (2)_c0192962_223795.jpg

この写真の崖の下に小さく写ってる女子なのですが、年齢は20代半ばくらいで、
え!?KARA??って感じの今どきの若い美しい韓国人。
服装も日焼け防止重視で、長袖のTシャツに長いレギングス的なコットンの%多くて、
速乾性ないから水に濡れたら寒いだろ?!って感じな服装でこの娘たち大丈夫??って感じでした。
そしてこちらのグループはこの滝を降りる前がランチタイムだったらしく、
私たちが説明を聴いてるときは楽しげに呑気にランチ食べてて、何故かマンゴーと自分たちのツーショットの写真とか撮ってて、
私の気持ちとの高低差がありすぎてムっとしましたが、
一方「こんな小娘等に出来て、私に出来ないハズがない」という気持ちが大きくなったのです。
腹を決めたら対策を練らなければ。

1番手はダチョウ倶楽部のお決まりのギャグ的に、「じゃ、どうぞ」とドイツ代表のマーティンから。
彼はやたらと背が高く190cmはあったと思うのですが、長身だとバランスが悪いみたいで、
何度も体制を崩して滑って、お気の毒にも少々流血してましたけど、人の振り見て我が振り直せ的な、
ああしたらいけないとか、学ばせてもらいました。

ま、どんなに文章で説明してもピンと来ないと思いますので、2番手の旦那の動画をご覧ください。

何度見ても笑ってしまう・・・・我ながらドSだと思う。

さぁ、私の番です。
これまでに自分なりに考えた対策は、
経験もなければ飛び切り優れた運動神経もない、私に残された道は集中力のみ。という結果に。
前の沢下りでの経験で、パニクって水を飲んでむせてしまったりしたらおしまい。
とにかく慎重に滑らないようにゆっくり降りていこうと。
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森ガール改め「滝ガール」
下は見ない、絶対に見てはいけない!!
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一度は滑って体制を崩しましたが
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パニックになることもなく無事に終えることができました(祝)

も~、この時の達成感といったら、しばらく味わってない感覚でして、心の底からガッツポーズって感じでした。
我ながらまだまだイケてると思います。まだ可能性ありますね。(何の?)

さて、最後は息子でしたが、のっそのっそとスローな私と比べて、無茶苦茶早い!
さっさっさと降りてきて、何度か転びましたが、すぐに体制を整えて、スルスル~っとおしまい~みたいな。
やっぱり若いって違うな~
息子の動画も撮ったのですが、転んだところで私がパニクり画面がガタガタになってしまいました^^;
医者は親族の手術に執刀しないって言いますもんね(謎)


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さぁ、参加者全員無事に終えることができたら、ピクニックランチタイムです。
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もちろんバイミン♪
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この時にやっと心からこの美しい景色を楽しむことができました。

次回に続く(まだあるの??)



美味しいランチを食べながらじっくりと拝見させてもらいましたけど、
私はとにかく降りることに集中するのみでしたが、あの娘達は基本的にカメラ目線!
あちらのグループのガイドさんが写真と撮ってあげていて、私たちのすぐ近くで写真を撮っていたのですが、
あの激しい水しぶきの中、立ち止まってはにっこりカメラ目線みたいな。
あの美意識には完全に敗北しました。
滝下りも無事に達成できたし、美しいだけではないド根性娘たちでした。
あの娘たちも「あのおばさんにも出来たんだから、私たちにも出来るわ」って思ったんだとおもいます。
お互いにいい刺激になって良かったわ。(多分空回り)

by bemnty | 2012-06-25 00:10 | Vietnam | Comments(2)
Commented by kotrip at 2012-06-25 11:34
ちょっ!!!悪いとは思いつつ旦那さんの動画で笑ってしまいましたw
だって途中で消えるんだもん。おもしろすぎ。
いやでも初心者にこの滝をあてがうなんて凄いわベトナム。
そしてご家族全員無事(?)クリアできたなんて天晴れbemnty家!
そうそう小娘には負けられませんわよね~
でもあの強流のなかカメラ目線には負けますね・・・絶対鬼の形相になりそうワタシ・・・
Commented by bemnty at 2012-06-25 23:33
kotripさん、こんばんは♪
私もあの動画、何度見ても笑えるんですよ~
基本的にバラエティ番組でダイナマイトドカーンで
リアクション芸人がアッチッチ~とかいうのが好きなんですけど^^;
ほんと、こんなにハードル高い滝をあてがうなんて、
過去に怪我した人いないのか気になりますけど。
もちろん始まる前に「一切の責任は本人持ち」的な書類にサインしますけど^^;
でもね、結構面白かったんですよ~
ちょっと森三中になった気分でしたけど。
ってか、森三中にやってもらいたいっ!!
しかし、あの小娘たちには世話になりました。(妄想の世界でだけど)
そうそう、この年になると極限のシーンでは顔の筋肉のコントロールができなくなって、ダンナに何度も顔が怖いっていわれました(笑)


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