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気ままにオージーLIFE

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2013年 11月 11日

マテーラへ

マテーラへ_c0192962_2361171.jpg


ポジターノ観光の後はレンタカーを借りて次の目的地に向かいます。
目指すは南イタリア、バジリカータ州のマテーラ。
ソレントからはのどかなカンパーニュ地方の田園地帯を突っ切って3時間くらいだったかな。
カーナビくんのお陰で何とか迷わずマテーラまで来れたけど、予約していたホテルは車が入れない洞窟住居地帯にあるので、ホテルを捜すのに一苦労。
日向ぼっこしてる老人に地図をを見せて身振り手振りで「このホテルを探してます」って。
あちらも身振り手振りで「ここならあっちだよ」という具合に何人かに助けられてやっと辿り着いた。
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L'Hotel in Pietra

マテーラの旧市街は、坂道と階段だらけで住所も知る人ぞ知るって感じで、きっと地元の人しか分かってないんだろう。
ここまで辿り着いたのも奇跡みたい。
マテーラへ_c0192962_21252120.jpg

ホテルのレセプションもなるほど洞窟。
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お部屋はこちら。
マテーラへ_c0192962_21252416.jpg

歴史ある洞窟住居をきれいにリノベートしたホテル。
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バスルームも新しくてきれいです。

ここでマテーラについて少しご紹介を。

 南イタリアの都市マテーラは、人口およそ6万。洞窟住居の集まり“サッシ”が、旧市街にある街です。洞窟の数は数百とも数千とも言われ、住居だけでなく、教会やワイン貯蔵庫、お墓としても利用されています。9000年近くも前から洞窟に人が住み始めたと言われ、その後、中世から近代にかけて多くの労働者や農民によって、サッシが形作られてきました。しかし1950年代、衛生面の問題で、イタリア政府が住民のほとんどを移住させました。
 一時はゴーストタウンとなったサッシでしたが、1980年代以降、世界遺産への登録が後押しとなり、徐々に人が戻り始めています。今では、ホテルやレストランなどもでき、「再生する街」として、また観光地として、脚光を浴びています。
世界ふれあい街歩きサイトより

こちらのホテルの良いところは絶景ポイントに近いところ。
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これがマテーラ。
お部屋を出て少し階段を下りたところからはこんな絶景が。
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ビール片手に夕暮れ時の絶景に満足のおっさん。
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暗くなる前に辿り着いて良かった。

by bemnty | 2013-11-11 21:25 | Italy | Comments(2)
Commented by maribali at 2013-11-14 09:17 x
苦労して辿り着いて、ビール飲みながらのその絶景…
感動が伝わってきます~。
陽がくれてポツポツと家の灯りが灯ってくる様子、
何とも素敵ですね。
洞窟ホテルも興味深いし…行って見たい度100%です!
Commented by bemnty at 2013-11-14 15:07
mariさん、こんにちは!
今回のイタリア旅行ではここが断トツで印象深い場所でした。
何百年も前からここの岩を掘って人々が暮らして、街をつくって。
ちょっと暗い雰囲気の町並みが何とも不思議な空気だったんです。
夕暮れももちろん、昼も夜も非現実的な風景でした。


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